フェラーリ・チャレンジストラダーレ納車されました!何とレストア総費用は約700万円…既に価格高騰中で今後間違いなく投機対象になる一台

なお私に納車されたのではなく友人に納車

さてさて、以前よりいつもお世話になっている友人が急遽フェラーリのハイパフォーマンスモデルを購入したということで、早速納車の儀に立ち会わせていただくことに。

今回納車されるチャレンジストラダーレ(Ferrari Challenge Stradale)を含め、計3台のフェラーリ持ち(スクーデリア・スパイダー16M/512M)となる友人ですが、正直このタイミングでチャレストを購入したのは完全な勢い。

っというのも、2022年以降はフェラーリもダウンサイジングターボ+ハイブリッドやピュアEVモデルが主流になるため、ノンハイブリッドモデルのV型8気筒自然吸気エンジン~V型12気筒自然吸気エンジンまで一気に価格高騰が始まっていることから、一気に伸びきる前に上がり始めのところで購入したとのことです。

早速、友人に納車されたばかりのチャレンジストラダーレを見ていきましょう。


納車されたのはロッソ・コルサの2005年式チャレンジストラダーレ

こちらが今回納車された友人のフェラーリ・チャレンジストラダーレ。

天候などの不安もありましたが、たまたま納車の儀の間だけ雨が降らなかったため、ある意味奇跡だと思います(納車が終わってガレージ保管した後すぐ大雨に)。

年式としては2005年式で、走行距離は約18,000kmと低走行の極上の一台ですが、何よりも一番すごいのは、この個体の外装全てがフルレストア仕様ということ。

何とフルレストア費用は約700万円

前オーナー様の拘りが相当に強かったということで、ボディのちょっとしたキズやフロントウィンドウの小傷も許せなかったということで、フロントからリヤに掛けてのバンパーやガラス、ライトレンズ類を全て新品に交換し、更にコーティング+フルラッピング施工でその総額は700万円にも及ぶとのこと(普通に欧州車1台購入できる)。

実車を間近で見てみると、小傷などは一切なく新品同様でヌルテカボディ(ピニンファリーナバッジも健在)。

現代のロッソ・コルサ並みに非常に美しく、ここまで程度の良いチャレストも珍しいのではないか?と思うほどです。

フューエルリッド(給油蓋)にはプランシングホースのバッジも貼付され、より一層の特別感が演出されています。

足回りも極上で傷も全く無し…本当に新車のようだ

フロントバンパー周りのテカリも凄い…足元の19インチBBS製鍛造アルミホイールや足回りも全てフルノーマルで、ホイール表面傷なし。

ブレーキキャリパーはボディカラーに合わせてレッドのペイント。

なおブレーキはカーボンセラミック製で、現代のフェラーリのようにエンジン始動時からブレーキがガンガン利くわけではなく、チャレストに搭載された当時はまだ導入されたばかりで、ある程度慣らしていかないとブレーキが全く利かなくなるようです。